2015年12月15日火曜日

ビブリオバトル(教職員編)が行われました

「地球の科学」ほか担当の新正です。

板橋先生解説中
12月15日の夕刻図書館ブラウジングスペースで「図書部」主催のビブリオバトル(教職員編)が行われました。

図書部メンバーの板橋先生からのブリーフィングのあと、登壇者がジャンケンで発表順を決めます。その後、5人の登壇者がそれぞれの推薦本を5分でプレゼン、その後3分程度の質疑応答という流れで行われました。

発表順と推薦本は下の通りです。
(1)板橋先生(経営学部)ピエール・バイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』筑摩書房
(2)高津先生(経済学部)フランセス・イエイツ『薔薇十字の覚醒―隠されたヨーロッパ精神史』工作舎
(3)新正(経営学部)中川毅『時を刻む湖』岩波書店
(4)田島先生(経営学部)グラハム・アリソンほか『リー・クアンユー、世界を語る』サンマーク出版
(5)笹川さん(学生課)プラトン『饗宴』光文社古典新訳文庫

それぞれが緊張しながらも個性の出たプレゼンを行いました。終了後どの本が読みたいと思ったか投票を行い、5番目の笹川さんご推薦、プラトン『饗宴』が見事1位となりました。

田島先生熱演中
投票結果発表後、聴衆として参加した学生の皆さんの感想を伺いました。その中で、経営学部の先生が多いので、経営に関する本が沢山出てくるのかと思ったら、全然違った、というものがありました。

すなわち推薦本は、自分の好きな本、最近読んで面白かった本、古典などなど思い思いに持ち寄ったものが集まりました。その自由さによって、参加者の興味を広げることができたとすれば、登壇者にとっておおきな喜びと言えましょう。

上に(教職員編)とことわったように、年明け1月14日(木曜)には学生編を行います。好きな本について語ってみたい人の応募をお待ちしています。もちろん当日の観覧も大歓迎です。



・参考 大学ニュース 「白熱! 図書部主催の知的書評合戦「ビブリオバトル」(教職員編)