2015年3月29日日曜日

ミネラルショーに出展

「地球の科学」ほか担当の新正です。

ソニックシティーは桜が綺麗でした。
今日は数名のゼミ生とともに大宮ソニックシティーで行われた埼玉ミネラルショーに出展してきました。

アマチュア展示ゾーンにいくつかの実演系の題材を準備してゆきました。周囲はさまざまキレイめの鉱物を並べているブースが多く、なかなか人が来ないので、企画倒れを危惧しましたが、徐々に人が集まり出し、ダイヤモンドペーストを用いた岩石研磨体験(お客さんとしては子供達を想定していました)には、子供からお年寄りまで、様々な方に集まっていただき、学生の指導のもと取り組まれました。

学生が研磨について説明中
 さらに、道具を持参したビスマス結晶育成についても、電熱器の使用のお許しを得て、またソニックシティーの担当の方のお力添えで無事電源を確保したため、実演することができました。近年鉱物趣味業界周りで流行しつつある題材なので関心が高く、多くの人が集まって、情報交換状態になりました。ビスマスは低融点(271.3℃)金属のため、ガスコンロや電熱器で簡単に溶融して、結晶成長させることができます。何度かに分けて実演を行い、観察してもらいました。
ビスマス溶融中

今春の卒業生を含む参加した5名の学生それぞれが、様々な年代層のお客さんと丁寧に接してくれたので、訪れてくださった方々にも満足していただけたのではと思います。

また、経済大学で?ということについて質問される方も複数いて、大学でのゼミや一般教養の意味、理科担当としての取り組みについても説明をしました。また、子供に近くの大学に行って欲しいね、とパンフレットを持って帰られる方もいました。

夕方撤収後、卒業生の皆さんと食事しつつ四方山お話をして散会。良いゼミ活動の締めくくりとなりました。年度末の時期にもかかわらず、参加してくれたゼミ生に感謝。4月からはまた新たな活動に向かいます。


ビスマス結晶で一番きれいにできたもの。
まだまだ工夫が必要です。

2015年3月27日金曜日

2015年度武蔵村山キャンパスでの授業について

前回記事に引き続き、 新年度の履修登録に向けたおすすめ情報をお知らせします。

本学は国分寺キャンパスと武蔵村山キャンパスから構成されています。

これまでも武蔵村山キャンパスでスポーツ科目を開講していましたが、2015年度はスポーツ科目以外の総合教育科目も開講します。




つまり、月曜・水曜には教養講義科目の「スポーツの科学」や教養演習科目の「総合教育ワークショップ」と「スポーツB」を武蔵村山キャンパスで続けて受講可能となりました。

体育会学生の場合、授業後そのまま武蔵村山キャンパスで練習に参加するということで、時間を効率的に使うこともできます。もちろん、改装がおわり施設の充実した武蔵村山キャンパスでスポーツ科目の受講を希望される体育会以外の学生にもおすすめします。

ただしいずれの科目についても施設や授業運営の都合上、定員上限があまり大きくないので、受講希望者はお早めに一次登録で履修申込をされますよう。

以下に各授業のシラバスへのリンクを示します。ぜひご一読の上、履修を検討してみてください。

2015年3月20日金曜日

2015年度新設科目のお知らせ

2015年度から総合教育科目のカリキュラムが新しくなります。

いくつかの新設科目については、2年次生以上にも遡って開講されますのでご紹介します。

【新設の演習科目】
・「総合教育ワークショップ」
総合教育科目の様々な分野について50名以下の上限定員のクラスにおける双方向的な授業形式で学びます。半期科目で、同一年度に1科目だけ履修できます。15年度は11名の教員が担当します。

担当教員授業表題
麻生博之哲学の古典を読むシラバス
阿部弘樹Java Scriptによる数学表現シラバス
上野麻美くずし字いろは入門シラバス
遠藤愛コーチング理論・実習シラバス
大久保奈弥生命と環境Iシラバス
大久保奈弥生命と環境IIシラバス
澁谷知美レポートの書き方 超入門シラバス
徐京植差別と人権を考えるシラバス
竹内秀一公務員試験のための数的処理問題対策シラバス
野田淳子コミュニケーションワークショップシラバス
久川伸子談話分析入門シラバス
橋谷弘東京の近現代シラバス
橋谷弘日本の生活・文化の起源シラバス
※橋谷先生のワークショップは短期交換留学生向け開講です。

・「英語で学ぶ教養」
英語を使って総合教育科目の諸分野の内容を学ぶ、ゼミ形式の半期科目です。15年度は1コマのみの開講です(シラバス)。

【新設の教養講義科目】2年次生以上については特別講義扱いになります。
・「歴史で学ぶ東京経済大学」(シラバス)自校の歴史を通じて日本の近現代史について学べます。半期科目で1期、2期にそれぞれ開講されます。

・「数理の科学 I a・b」(シラバスaシラバスb)数学の授業です。数理統計学を扱う「数理の科学 a・b」から独立して開設しました。

・「日本史 I a・b」(シラバスaシラバスb)aでは日本の古代・中世、bでは近世の歴史を扱います。近・現代を扱う、「日本史  a・b」から独立して開設しました。

・「人権論  a・b」(徐先生担当分 シラバスaシラバスb、寺中先生担当分 シラバスaシラバスb )人権にかんして2名の担当教員がそれぞれの専門にたった講義を行います。ぜひシラバスの内容を見てみてください。

シラバスをチェックして、興味がある科目をぜひ履修してください。

2015年3月11日水曜日

総合教育演習のすすめ

そろそろ新学期が近づいてきました。1〜3年次生の皆さんについては、3月14日に2学期の成績の閲覧が可能となるとともに、第1回のゼミ希望登録が始まります。

われわれ全学共通教育センター所属教員が担当するゼミ「総合教育演習」の第1回希望登録も14日からです。

おおよそ次のような流れになります。
3月14日(土)〜3月16日(月)TKUポータルで希望登録
3月19日(木)9時にTKUポータルで選考の有無と選考場所が発表されます→希望登録した人は、 この告知を見逃さないように!
3月19日(木)・3月20日(金)・3月24日(火)第1回ゼミ選考
3月27日(金)TKUポータルで第1回選考結果発表
(1回目で選考に漏れた場合でも、定員に余裕があるゼミには、第2回、第3回と申し込みのチャンスがあります!)

なお、専門のゼミと、「総合教育演習」は同時に一つずつ申し込めます。

どんな内容のゼミがあるのでしょうか?

リーフレット表紙
昨年11/21にTKUポータルで配信された、「『総合教育演習』概要」をご覧ください。選考日程からシラバスまで『総合教育演習』を選ぶための情報はここで確認できます。

もうすこし簡便にゼミ紹介を見たい?その時は、学内のチラシ配布場所(図書館入り口、学務課前、その他)に設置しているリーフレット「『総合教育演習』のすすめ」をご覧ください。でも申し込む本命のゼミについては、シラバスをちゃんと確認してくださいね。
※1年生には昨年秋に英語の授業などで配布しました。


内容の面でも授業への取り組み方の面でも、多様なゼミを準備してみなさんの申し込みをお待ちしています。

【おまけ】ゼミではこんなこともやってます(2014年度の記事より)。
『総合教育演習』ゼミ報告会
遠藤ゼミの見学 国立スポーツ科学センター 楽天オープンテニス 西武ドーム
相澤ゼミの合宿(広島 大崎上島) その1 その2 その3
榎ゼミの合宿 八ヶ岳
新正ゼミの合宿・見学 城ヶ島 音響科学博物館

ゼミを極めて?卒論を書くこともできます(「総合教育研究」)
「総合教育研究」発表会







2015年3月1日日曜日

先輩に聞く、語学学習のススメ

フランス語担当の相澤伸依です。東京経済大学では、充実の語学科目と手厚いサポートを準備して、語学学習をがんばる方を応援しています。

今回は、フランス語初級と中級を履修し、昨秋にフランス語検定4級に合格したコミュニケーション学部3年の安藤さんと同2年の杉本さんにインタビュー。語学を学ぶ意義や検定試験の勉強について、お話をうかがいました。

履修者の中には、学んだ語学を
活かして海外旅行を楽しむ方も。

Q1: フランス語を勉強しようと思ったきっかけは?

安藤さん:フランス語は音が世界一奇麗な言語だと聞いたことがあり、興味を持ったことがきっかけです。

杉本さん:大学に入学したら、英語以外の語学を勉強したいと考えており、フランス映画の独特な雰囲気に魅了されて、フランス語を勉強したいと思いました。

Q2: 二年間勉強してみての感想をお聞かせください。

安藤さん:まだまだ発音の難しさや文法の複雑な点に苦労しますが、簡単な会話や少し長い文章でも読めるようになり楽しさも感じています。

杉本さん:好きな授業の一つでした。語学だけでなく、大学生活のことを話し合ったり、先生やいろいろな学部、学年の人と密に関わることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

Q3: フランス語を勉強してよかったこと(意義)はありますか?

安藤さん:お店の看板等でフランス語が使われていることに気がついたり、映画の中でフランス語を聞き取れたときに勉強の成果を実感しています。

杉本さん: あらゆる面でフランスを意識することが多くなって、自分の中で親しみやすい国になりました。

ちょっと言葉を知っていれば、
お店での注文も楽ちん。

Q4: フランス語検定を受けての感想は?

安藤さん:検定合格に向けて勉強することで、授業で学んだことの復習がしっかり出来るので力がつきました。

杉本さん:自分は試験勉強を集団で行うタイプではありませんでしたが、検定を受ける人たちで勉強会をする時間が、楽しく、理解が深まり、自分にとっていろんな意味でプラスになっていました。合格することによって単位に上乗せされ、受験料も返ってくるという待遇もしっかりしているので、達成感もあり、受けて良かったと思えました。

Q5: フランス語はじめ選択語学を履修する方、履修しようか迷っている方へメッセージを!

安藤さん:英語以外の外国語を学ぶことで、より多くの人とコミュニケーションを取ることが出来ると思います。また、その国の文化や風土も知ることができとても視野が広がります。新しい言葉を覚えることはとても楽しいです。ぜひ履修をして語学の勉強に励んで下さい!!

杉本さん: わたしが履修したフランス語は難しいと思われがちで、実際わたしも最初できるか不安でしたが、大学での学習だけで、フランス語検定までとることができたので勇気を出して履修して正解だった!と思っています。いろいろな学部、学年の人との関わりも広げることもできるので是非おすすめの授業です。
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語学を履修する動機は様々ですが、みな、学習する中でいろんな楽しみを発見してくれるようです。語学科目は少人数のクラスで実施します。学部や学年を超えて勉強仲間ができるのも大きなメリットです。
東経大は、下記のような多様な語学科目を準備しています。
ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、朝鮮・韓国語、日本手話、ビルマ語、ロシア語
さらに、語学の検定試験に合格すると単位が付与されたり、受験料が払い戻されたりする充実したサポート制度も整っています(詳しくはこちら)。新年度に、新たなことに挑戦してみてはいかがでしょうか?

*左上の写真は、パリの植物公園。夏の青空に緑と鮮やかな花がとてもきれいでした。
右上の写真は、フランスの友人とスペインのバスク地方に遊びに行った時の一コマ。ヨーロッパ内は簡単に行き来できちゃいます。海外に友達ができると、旅のしがいがあります!