2014年12月12日金曜日

選書展示「恋愛を考える」


 倫理学とフランス語担当の相澤伸依です。

本日より、図書館一階ブックウォールCにて「恋愛を考える」という特集展示を始めました。今回は、初めて学外ゲストを迎えて、選書を行いました。日本の近代思想を専門とする宮野真生子先生(福岡大学)と日本倫理思想史を専門とする藤村安芸子先生(駿河台大学)、そして私の三人で、哲学、文学、歴史学、心理学、社会学、生物学と様々な分野から恋愛を考察した本を集めました。

図書館スタッフ作成の素敵なPOP
クリスマス、バレンタイン、はてはホワイトデーと、恋愛がもてはやされる季節に、読書を通して「恋愛とは何ぞや」と考えてもらいたい。そういう意図をこめた展示になっています。恋愛をエンジョイ中の方、恋愛に悩み中の方、恋愛と無縁の方、それぞれ楽しめる本を揃えました。ぜひ書棚をご覧ください。




関連して、年明け1月9日(金)の16時20分から18時にかけて、恋愛を考えるブックトークイベント「恋する〈私〉を哲学する」を開催します。選書に加わってくださった宮野先生は、今年、『なぜ、私たちは恋をして生きるのか』(ナカニシヤ出版)という本を出版されました。そこで、宮野先生をゲストにお迎えして、「恋する私は本当の〈私〉?」というタイトルで講演していただきます。講演を受けて、同じく選書してくださった藤村安芸子先生と私で講演内容を深める質疑応答を行い、最後は参加者も交えてディスカッションを行う1時間半です。

イベントは、図書館一階のブラウジングスペースで開催します。申し込み不要、出入り自由ですので、お気軽にご参加ください。一緒に恋愛に思いを巡らせましょう!