2014年7月31日木曜日

語学学習をがんばる方に ―応援制度のご紹介―


フランス語と倫理学担当の相澤です。

東経大は、語学科目が充実しています。ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、朝鮮・韓国語、日本手話、ポルトガル語、ビルマ語、ロシア語...と盛りだくさん。そして、科目を取り揃えるだけでなく、語学学習をがんばる方を応援する制度も整っています。今日は「多言語検定受験料助成制度」と「資格・検定に関する科目 単位認定制度」についてご紹介したいと思います。

試験が終わって
大学も夏休みに突入。

今年度から、指定された語学検定に合格した方に、大学が受験料を補助する制度がスタートしました(多言語検定受験料助成制度)。春期の検定の結果が出揃ったこのごろ、合格した方々が続々と補助の申請をされていると耳にしました。語学教員としてとても嬉しく思います。検定に合格したけれどまだ申請していないという方は、詳細を国際交流課(一号館二階)まで問い合わせてください。


また、大学が指定した語学検定等について、一定以上のスコアや級を取得すると、卒業単位として認定される制度もあります(「資格・検定に関する科目」単位認定制度)。こちらは、毎年1月に単位認定の申請を受け付けます。申請方法等の詳細は12月にTKUポータルに掲載されます。該当する語学検定の種類や取得レベルによる付与単位数については「履修の手引き」をご覧下さい。

図書館や葵陵会館は
夏休み中も冷えてます!
涼みにきてくださいねー。

このように、語学検定を受けて合格すると、単位が取れて受験料も(実質)タダになる!という一粒で二度おいしい制度が揃っています。これを活用しない手はありませんよね? 時間のある夏休みは、語学学習に取り組むのにちょうどよい機会です。秋の検定試験を目指して、語学をじっくり学んでみませんか?


*参考リンク:
・「一粒で二度おいしい語学検定のススメ」(センター日記)
・「2014年度 他言語検定受験料助成制度について」 (国際交流通信)

2014年7月30日水曜日

総合教育演習 ゼミ報告会 予告編

やっと前期が終了、夏休みを迎えるこのごろ。ちょっと気の早いお知らせです。

2014年12月13日(土曜日)に「総合教育演習」ゼミ報告会を行います!

「総合教育演習」とは?東経大では、総合教育科目を担当する教員も、演習(ゼミ)を持っています。これが「総合教育演習」という名前の科目です。2014年度の担当教員と演習テーマはこちらをご参照ください。様々な分野を専門とする教員たちが、学生たちとテーマの学びを深めています。

昨年度の発表の様子
12月13日のゼミ報告会では、ゼミごとにゼミ紹介や研究発表、活動報告を行います。発表方法も個人からチームまで様々、発表内容も多様なところが「総合教育演習」の報告会の特徴です。どなたでも参加自由。どのゼミを取ろうか迷っている人、友達がどんな勉強をしているか気になる人、いろんな人が楽しめる内容になっています。

発表の後は聴衆との質疑応答。自由に質問できます。
土曜日の午後に開催するので、興味のある方はあらかじめスケジュールに入れておいてほしくて、ちょっと気の早い予告をしました。多くの方のご参加をお待ちしています!

2014年7月29日火曜日

夏の読書本を探しに図書館へ! ―オススメ本、揃ってます―

倫理学とフランス語担当、図書部員の相澤です。

館長のにこやかな写真とともに。
新図書館では、全学共通教育センター所属教員が関わった様々な特集が展示中です。夏休み直前、「夏の読書本を探しに図書館へ!」ということで、 あらためてご紹介したいと思います。(リンクで詳細記事に飛びます。)

まずは「図書館長おすすめ 『物語』に巻き込まれるための二十四冊」特集(一階ブックウォールD)。図書館長の大岡玲先生は、センター所属で「日本文学II」等をご担当です。

次に「岩波ジュニア新書の世界」特集(一階ブックウォールA)。岩波ジュニア新書のお薦め本と、さらに紹介した岩波ジュニア新書とテーマを同じくする関連本(「芋づる本」と呼んでいます)をあわせて展示しています。時間のある夏休みに、一つのテーマでじっくり読書するもよし、乱読するもよし、な特集です。


続いて「大学での勉強 キソのキソ」特集(一階46番書架)。「話す」「書く」「考える」訓練をするための本を展示しています。前期に「話す」「書く」「考える」難しさを体験した人がいたら、ぜひ棚をのぞいてほしいと思います。この三つの能力は、訓練すればちゃんと身に付きます。その参考にしてほしい本をたくさん取り揃えているので、自分に合うものを探してみてください。

45番、46番書架は一階
閲覧スペースの横になります。
最後は「教養の本棚」です(一階45番書架)。こちらには、全学共通教育センター所属教員有志のおすすめ本が並んでいます。本を通して、先生方の個性が見えます。前期の授業で気になった先生がいたら、その先生のおすすめ本を読むと楽しめるかも?おまけですが、食べるの大好きな私が選んだ「食の本」特集も同じ45番書架で展示中です。

センター教員関連以外にも様々な特集が開催中です。
「学長おすすめの本」(一階ブックウォールC)
・「選書ツアーの本棚2014」(一階カウンター前)

「COOL SHARE」ということで、夏の間、図書館はクーラーがばっちり効いてます。勉強に、読書に、夏休み中も図書館を活用してくださいね!

2014年7月17日木曜日

「こころ」Vol.19のご紹介

現在書店に並んでおります雑誌「こころ」Vol. 19(平凡社)に大岡玲先生(「日本文学II」 ほか担当)のシリーズ短編「男の子の風景」の第八作「うそつきは何の始まり?」が掲載されています。

また、本誌には、「特集 創業一〇〇年 平凡社 一〇〇人が綴る『私の思い出の一冊』」と題して様々な分野の100名の方がそれぞれ1冊ずつ本の紹介をされています。その中で、徐京植先生(「人権とマイノリティ」ほか担当)が、エドワード・W・サイード著『知識人とは何か』についてのエッセイを書かれています。

もちろん本学図書館にも所蔵されています(1階のマガジンラックにあります)。是非ご一読を!


2014年7月16日水曜日

選書ツアーの本棚2014

倫理学とフランス語担当の相澤です。5月30日に開催した選書ツアーで参加者が選んだ本を集めた本棚ができました。

カラフルなペンを使ってPOP書き。
文面にも頭を悩ませる。

月曜日の午前中、選書ツアーで買った本を展示する本棚を作るために、参加者が図書館の一角に集合しました。各自が書いた紹介文(POP)と共に、空の本棚に本を飾っていきます。できるだけ多くの人に借りてもらいたい!そのために、目を引くように彩りや位置を工夫して棚に配置しました。


ビフォー...


完成した本棚は図書館一階カウンター向かいに設置されています。学生が選んだ「学生好み」の本たち。夏の読書にぜひ借りてみてくださいね。


アフター! どのポップも凝っています。

2014年7月14日月曜日

革命記念日にフランス本を読む ―第六回読書会―


フランス語と倫理学担当の相澤です。本日夕刻に、第六回読書会を開催しました。

今日7月14日はフランス革命記念日。パリでは革命を記念したパレードが行われ、花火が上がります。この日に読むにふさわしい本....と思案した末、課題本として小田中直樹『フランス 7つの謎』(文春新書、2005年)を選びました。タイトル通り、フランス社会を7つの切り口から解説した本です。

参加者は、初めての方一名を含む三名。最初に、パリのパレードの映像を見て、遠いフランスに思いを馳せました。続いて、参加者それぞれに、印象に残ったところを語ってもらいました。フランスが超学歴社会であること、ストライキがしょっちゅう起こることなど、日本とは異なる社会の有り様に、みな関心を持ったようです。違う社会を知った上で、翻って日本社会について考えてみようというのが今回の裏の趣旨。1時間半の間、フランスについて語るより、日本について語った時間の方が長くなりました。
課題本と関連して紹介した本。

最後に参加者に読書会の感想を尋ねたところ、「日頃私たちが持っているフランスのイメージとは違う側面が知れて面白かった」とのコメントをもらいました。本を通じて知識を得る、そして視野を広げるというのは、読書の醍醐味です。それをみんなで味わえてよかった!

新正先生も飛び入り。


1期の読書会は今日で終了。2期にも引き続き開催したいと思います。興味のある方は、図書館内のポスター・チラシをチェックしてみてください。

2014年7月9日水曜日

留学情報交換会を開催しました!


留学生アドバイザーの相澤です(倫理学、フランス語担当)。先日ご案内した留学情報交換会を、本日夕方に開催しました。

交流チューター作成のポスター
東経大の様々な留学制度を知ってもらい、留学を前向きに検討してもらいたいという趣旨で企画したこのイベント。雨の中、そして水曜5限という都合をつけにくい時間帯にもかかわらず、40名を超える学生が集まってくれました。最初に国際交流課スタッフの三木さんから東経大の留学制度の概要をご説明いただきました。続いて、留学体験者五名に自身の滞在経験と留学を志す人へのアドバイスを語っていただきました。

留学時の写真がたくさん。
充実した様子が伝わるお話でした。
まず、東経大から海外に留学した方代表としてお話しくださったのは、高木さん(チチェスター奨学生として英国に11ヶ月滞在)、坂本さん(平澤大学 韓国語研修で韓国に三週間滞在)、田中さん(ゼミ研修でベトナムに二週間滞在)の三名です。三名とも、海外での体験を通して友人が増えたこと、異文化に触れて視野が広がったことを語ってくださいました。また、留学する人へのアドバイスとして、出来る限り英語の力を伸ばしておくことが実りある滞在につながるという点を強調されていたのが印象的でした。

続いて、海外から東経大に留学している方代表としてお話くださったのは、温さん(中国)、タンさん(マレーシア)のお二人です。二人は、日本生活での驚き、つらいところ、有意義なところなど、留学のいい点と悪い点、両方を語ってくださいました。母国を離れて外国で4年間の学生生活を送るというのは、とても大きな決断だったはずです。その決断を経て、東経大で志高く学んでいることが伝わるお話でした。思わず、私もがんばらなくちゃ、と刺激を受けました。

こんなにたくさんの方が来場。
五名のお話が終わったところでいったん閉会。続いて、お菓子をつまみながら、留学に興味のある人同士や体験者と情報を交換しあうアフターパーティを開きました。同じ関心を持つ学生同士、話がとっても弾んでいました。

多くの方に参加していただいた今回のイベント。企画者として、今日の会が海外へ一歩踏み出すきっかけになればと願っています。

最後になりましたが、会の運営は、学生国際交流チューターが担当してくれました。ポスターの作成から会場の設営や司会まで、チューターたちが盛り上げてくれました。今後もチューターと一緒に交流を促すイベントを開催していきたいと思います。

*国際交流チューターのfacebookはこちら
*9月16~17日に国際交流 一泊二日旅行を開催します。興味のある方は学内のポスターを要チェック!詳しくは、国際交流課でお問い合わせください。

2014年7月6日日曜日

センターコロキウムが開催されました!


  外国史担当の高津です。

新任の阿部先生
6月18日(水)に、今年度第1回目の「全学共通教育センターコロキウム」が開催され、阿部弘樹先生と早尾貴紀先生がご講演をなさいました。コロキウムは、日ごろは500年前のヨーロッパの社会にはまり込んでいる私にとって、歴史学以外の学問分野に触れる、得難い機会です。
問題を実際に解きながら
お話を聴きました。




阿部先生は、「もしも東経大生が定数係数連立1階線形同次常微分方程式がつかえたなら。」と題する講演をなさいました。私たち聴講者は、阿部先生のご指導のもと―私には難解極まりない―方程式と取組み、「数学者の世界観」の一端を垣間見ることができました。その世界は、純粋文系人間の私には理解不能な部分が多々あるものの、魅力的な世界でありました。

支援活動の写真を見ながら。
早尾先生は、「核とディアスポラ」と題する講演で、現在取りまれている東日本大震災の被災者の支援活動について紹介し、ご自身のディアスポラ研究との関係についてお話しされました。学問の世界に引きこもることなく、我々が直面している真にアクチュアルな問題と格闘する早尾先生の姿は、歴史オタクの私には、とても眩しかったです。

講演会の後は、今年4月に東京経済大学にいらした阿部先生の歓迎会を兼ねた懇親会が開かれ、大いに話が弾みました。コロキウムは秋期にも開催されます。楽しみです。


2014年7月1日火曜日

「岩波ジュニア新書」で読む世界史のススメ


 外国史担当の高津です。

嬉しいことに貸出中の本、続出。
貸し出し中の本は、MyLibraryから
予約をかけられます。
6月13日より、図書館展示「岩波ジュニア新書の世界」が行われています。私もちょくちょく様子を見に、図書館1階の展示スペースを訪れているのですが、たくさんの本が「貸出し中」になっています。多くの学生の皆さんに関心をもっていただいたようで、とても嬉しいです・・・が、私の妄想であれば良いのですが、相澤先生や新正先生の推薦の図書に比べて、私が推薦した歴史の本が、まだまだ棚に残っているではないか・・・というわけで、ここに「「岩波ジュニア新書」で読む世界史のススメ」を投稿します。

私が特にお薦めする本は、川北稔『砂糖の世界史』と遅塚忠躬『フランス革命』です。どちらも歴史、のみならず学問を学ぶことの醍醐味を味わわせてくれる本です。まず『砂糖の世界史』から参りましょう。砂糖という日常的な、ささやかな幸せをもたらしてくれる甘い粉には、ヨーロッパとアフリカとアメリカを包み込む、広大な宇宙の広がりと、500年に及ぶ栄光と悲惨の時間が凝縮されています。スプーン一杯の砂糖の小ささと、地球の広大さ―、このあまりのギャップに頭がクラクラっとしてしまいます。『砂糖の世界史』はこの眩暈の快感を感じることのできる書物です。

次いで『フランス革命』。しばらく前に「アハ体験」という言葉が流行しました。「アハ体験」は、難しい問題を散々考え、悩んだ後、ふっと何かが閃き、「分かった!」ときの喜びを意味します。ところで、歴史学において「フランス革命とは何か」という問題ほど、難解で、それゆえ心をそそる問題はありません。そしてこの本は、この問題に一つの明快な解答を提示しています。「アハ体験」を体験できます。是非ご自身で体験して下さい。

気になった方、
目印は1階ブックウォールCです!
一つの問題の背後に宇宙的な広がりを発見したとき、複雑難解に見えた問題を説明する原理や原則を発見したとき、私たちは喜びを得ます。『砂糖の世界史』と『フランス革命』はそうした喜びを与えてくれる本です。できれば全ての小中学生、そして大学生にこの本を読ませたい。そうすればきっとみな歴史学者になりたくなるでしょう。

もう一つ、この2冊の本の素晴らしい点について述べましょう。本の作者の2人の先生は、若い世代の皆さんを愛しています。文章の端々に、愛情が溢れています。特に遅塚先生―惜しくも数年前に亡くなってしまいました―の皆さんへの熱いメッセージは、涙なしには読めません。
以上、「「岩波ジュニア新書」で読む世界史のススメ」でした。是非皆さんも手に取ってみて下さい。