2013年12月9日月曜日

国立国会図書館見学ツアー


倫理学とフランス語担当の相澤です。12/6の午後に、大学図書館の活性化を試みる学内GP採択事業「図書プロジェクト」(通称「図書部」)の活動の一環として、国立国会図書館見学ツアーに参加しました。

入り口で我々を迎えてくれた模型。
本館と新館があります。
日本で最大規模、唯一の国立図書館である国会図書館。その裏側を見せていただけるということで、学生、教職員あわせて14名が集合。国会図書館スタッフの方に館内をご案内いただきました。

国会図書館の仕組みをご説明いただきながら、一般利用者が利用するカウンター、コピーコーナーなどをめぐった後、いよいよ通常は立ち入り禁止の書庫へ。

国会図書館は資料の提供以上に、資料の収集・保存を大きな目的として運営されているとのこと。遠い未来まで資料を残していくため、普通の図書館以上に慎重に資料を取り扱うことが求められます。


地下八階、地下30メートルの書庫。


書庫内で作業する人の精神衛生のため、
地上の光が入るように設計されている。

泥や埃で資料をいためないように、
靴にカバーをつけて書庫に入る。


 
全長約135メートルの書庫。
日本で刊行されたあらゆる書物の収集に努められているとのこと。いくつか実例を見せていただきました。100年以上前の新聞から2013年に東京経済大学で発刊されたプリーペーパーまで。本当に網羅的に収集されています。

 
東経大の雑誌も収蔵されている。
感激!
古い資料はマイクロフィルム化され
ている。デジタル化も進んでいるそう。





地下の書庫のスタッフが探した
資料を青いかごに入れると、地上
カウンターへ運ばれる。



漫画雑誌も収蔵。
きちんと製本されて、保存される。
人気資料の一つだそう。
一時間あまりの館内ツアーを終え、質疑応答へ。学生からは質問が活発に出ていました。本好きの学生たちにとって、おおいに刺激となるツアーだったようです。