2013年6月14日金曜日

センターコロキウムを開催しました

さる6月12日の夕刻に今年度1回目のセンターコロキウムを開催しました。

例年、この時期には新たに着任された先生方から、話題提供を行なっていただいております。今年は次の2名の先生にお話をいただきました。


高津秀之 先生
「近世ヨーロッパの『世界』と『宇宙』―イメージの中の伝統と革新―」
遠藤 愛 先生
「エリートテニス選手の幼少期における運動遊び」


高津先生は、当時のビラや書物の挿絵の画像を多数示しつつ、16世紀から17世紀初頭のヨーロッパ人の、新しい「発見」と伝統的な世界観の混交についてお話しされました。

遠藤先生は、日本人テニスプレイヤーでも、主に世界ランク100位以内経験者へのインタビューに基づき、幼少期に経験した遊びや運動、テニスを始めた時期、きっかけなどを紹介され、選手としての活動への影響について論じられました。

センター外の方を含む、18名の教職員の参加を得て、盛況のうちに会を終えることができました。次回は(気の長い話ですが)来年の2月開催を予定しています。